活動報告

2010年4月19日『食育の日』記念~食育マイスターの食育Life<3>~
(食育マイスター 年森恭子様/内科医院理事・西条市教育委員長)

昨年食育マイスター、同協会の野菜ソムリエの認定を受けました。野菜ソムリエのコミュニティ支部長や、各種役員の関わりの中で種まきをして、メンバーの食育の機会につなげる努力をしています。
また、俳誌「ぐろっけ」の「食べ物歳時記」を3人で輪筆しています。

平成21年度の食育マイスターとしての主な活動

★愛媛県東予地方局の事業で「げんき満点食育実践事業」

これは食にかかわる17団体で21年度から23年度にわたって食育実践をするものです。初年度は幼児低学年の朝食摂取状況をアンケート、集計しました。来年度はそれを踏まえて献立作成やお教室などへと広げていきます。
22.2げんき満点全景22.2げんき満点マイク

西条小環境クラブ
★西条小学校環境クラブ

西条小学校環境クラブで、食と環境の話をしました。フードマイレージや地産地消、旬産旬消の話です。子どもたちは何といってもスーパーのチラシを見て産地を探す時が一番元気でした。
★四国中央市食生活改善推進員会では、
「知ってるようで知らない野菜」のタイトルで、1時間講演をしました。

これからの予定は、

★栄養士会の支部総会で、「食は人なり、わたしの食さがし」というテーマのもと一時間講演します。
★西条市立図書館で食の話をする予定です。図書館は今、就職・起業活動をサポートするなど、貸出業以外も取り組んでいます。

もともと食全般に興味があり、食を通じて育児をしてきたといっても過言ではありません。なんといっても食べ物で釣るのですから、効果バツグンです。とりわけ家族の食事には気を配ってきました。自営で三食必要なので私が不在の時はたいてい作り置き、徐々に主人も含め自分達で何とかなるよう教えました。狙ったのは「家族の食育」で、家族も自立、おかげで一人暮らしの子どもたちも、食で不自由はしていませんし、季節の食材の話ができます。

またPTAや子ども会、スポーツ少年団など、グループで食べることも楽しんできました。お酒を飲みながらの食の情報交換も大人の食育だと思います。食はみんなの共通の興味ですし、これまでの重ねた人生経験が活かせるので楽しいです。

そんな中、関わる仕事や次頼まれる仕事には、優先順位をつけました。まずは緊急度の高いもの、代わりがきかないものを先に。母親業、本業、迷惑をかけられない仕事、最後に自分。その時々で優先順を入れ替えながら目の前のことを一生懸命していたら、どれも苦労の分だけ楽しみを得る事ができ、自分にはできないこと、そしてできることも判ってきました。
食育はまさに「対象とゴール設定」が大切です。ではどんな食育がしたいかと問われれば、日常生活の中で実践できる「日本人として健康で文化的に生きるための基本を、分野にまたがって届ける食育」をしたいと思うようになりました。しかも、地域で。

だから夢は居場所カフェ。老後も楽しむために、です。
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