活動報告

2010年4月19日『食育の日』記念~食育マイスターの食育Life<2>~
(食育マイスター山田貴美枝様)

「食育」という言葉を難しいものと捉えて尻ごみするのではなく、「育む」ものとして置き換えてみれば、「食育」の大部分を実は皆さんが担っているということに気づくはずです。今私が目指しているもの、それは“毎日が食育"であり、習慣として繰り返し実践されていることが大切であるということです。

取得後に変わった点

対象者のニーズにお応えできるツールのご提案は、常に技量を問われるものです。食育マイスターというお墨付きを頂けたことは、自分の所作や言葉、表現に大きな自信が持て、このことは私の財産のひとつにもなっています。

自分が考える食育とは

「食べること」は全ての活動の基本であり離乳食の開始は食育のスタートでもあります。
「離乳食から始まる食育」の大切さをこれからも伝え続けていきたいと考えています。

ポリシー

一人ひとりの子どもの発達を尊重し、「食べる力」を育むためのサポートができるように。また、“子どもは絶えず発達している"をキーワードに生活習慣病予防の観点から、健康的な食習慣の基礎を培うことの大切さや味覚形成の必要性を、食育マイスターとしての立場から発信し続けていきたいと思っています。

食育活動報告

小児科等での赤ちゃんの栄養相談では、子どもの食欲・成長・発達に応じた「離乳食の進め方」をアドバイスしたり、プレママ・プレパパ講習会ではプレ育児体験を通して育児に対しての不安やその解消のお手伝いをさせて頂いています。
さらに、子ども達の健全な成長を目指すボランティア活動にも積極的に参加して、心とからだに美味しい調理を通して食べることの楽しさを発信しています。

保護者の方から「子どもが料理に興味津々です」というお手紙を頂いた時には、点から線へと「学んだこと」が、「身に付くこと」への習慣として家庭でも繰り返し実践されていることにやりがいを感じる瞬間でもあります。

今後の夢など

子育てを楽しみながら、自分のできる範囲の中で食に携わる仕事を続けてきたことが、活躍できる場を広げていくことに繋がったと思っています。

食育マイスターとして、その場しのぎのサポートで終わることなく、将来の絵図を描いてあげる。さらには見通しを立てて希望を膨らませるようなものでありたいと思っています。
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